歯科医師の年収が下落し続けている!?
医師と言えば、高収入を得ているというイメージが強いですよね。しかし、同じ医師の中でも平均年収が下落し続けている分野があるのですが、みなさんはご存知でしょうか。
その分野とは「歯科医師」です。厚生労働省が調査した歯科医師の平均年収のグラフをチェックしてみたのですが、2005年から2013年までずっと下落していることがわかりました。歯科医師(勤務医)の年収は、残業代を合わせても¥6210000という結果が出ているようです。
開業医の場合はどうなのでしょか。開業医の年収も下落傾向にあるようです。利益は悪化傾向にあり、環境は大きく変わってしまったようです。バブルと言われていた時代には、歯科医師も高級な外車に乗り、派手な生活を送る歯科医師もいたようなのですが、最近ではほとんど見かけることはありません。
コンビニよりも多い歯科医院
歯科医院はコンビニエンスストアよりも多いとされているのですが、それなのになぜ歯科医師は儲からない年収の低い職業になってしまったのでしょうか。
歯科医師の数は1970年と比べて3倍にも増えているようですし、1980年と比べても2倍に増えているようです。そして、歯科医師というのは定年制のない免許を取得していますから高齢の歯科医師も多く存在しています。
あまりにも歯科医師や歯科医院の数が増えてしまったことで、ぞの増加を吸収することができなくなってしまったことが、歯科医師の年収と下落へと繋がってしまったのではないでしょうか。
歯科医師の中でも高収入を得ているイメージのある開業医でさえ、収入を確保することが難しい場合もあり、廃業してしまったという例も多くあります。
高収入な歯科医師もいる!?
高い技術を持ち、マーケティングのセンスの高い歯科医師の場合、評判もよく、患者さんが集中しているということもあり、高収入を得ている歯科医師もいます。「セレブな歯科医師」も存在しているということです。