救急科専門医の年収の推移とは?
救急科専門医についてテレビなどでもよく取り上げられていますよね。救急科専門医のドラマも人気が高いですし、認知度も上がってきています。ドラマの影響なのでしょうか…「救急救命士」と「救急科専門医」は同一視されることがあり、一般的には理解度が低いのも事実です。
そんな救急科専門医の気になる年収についてなのですが、大学病院の医局に勤務する場合には、20代~30代で年収300万円~600万円ほど。
大学病院の場合、講師・助教授・教授というように肩書による昇給があり、年収1000万円~2000万円を得ることができる場合もあるようです。
しかし、救急科の専門医になるためには10年ほどの臨床経験が必要なので「新人」は存在しません。
救急救命士の場合
救急と言えば、専門医以外もありますよね。救急医療の現場で傷病者の治療にあたる救急救命士ですが、人の命を救うことが第一の仕事であり、とてもやりがいのある仕事だと思いますし、救急救命士としての誇りも高いでしょう。
もちろん勤務状態や状況によってはとても厳しい勤務を強いられている場合もありますが、救急専門医の給料や年収は高額なものなのでしょうか。
救急救命士の資格は単独での職業としては成立していませんので、消防署に所属する消防官として勤務していることがほとんどです。職業としては「公務員」でしょうか。各自治体によって給与規定は違いますし決して一律というわけではないのですが、月収は15万円~のようです。
勤務は1日おきに24時間勤務です。勤務以外にも出動がある場合もありますし訓練なども行わなければなりません。とてもハードなようにも感じられるのですが、休みがとても多く、月の半分は休み…なんてこともあります。
時には自分の命を懸けて人の命を救わなければならないような現場もあります。その割に給料が安いと言われているようです。